７月度 ５Ｓ指導会を開催しました
開催日時：2023年7月25日（火）15:10~16:40
弊社では毎月５Ｓ指導会を開催しています。
日頃の安全（リスクアセスメント）・５Ｓ・改善の中から月毎に２つの成果発表を全部署が行い、特に安全・品質・生産性が向上した素晴しい内容のチームには優秀賞が投票によって決まり、表彰式では記念品が贈られます。
| 部署名 | 生産管理Gr |
| テーマ（５Ｓ） | パネル専用不織布の１Ｓ |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| お客様で使用しているパネル専用不織布が劣化しているため、新しく専用不織布に変更した。古い専用不織布の１Ｓが必要となった。古い不織布に入っていた段ボールを取り除き仕分けをして、使用できる不織布をオグラ金属⇔ＢＰ様、段ボールを社内で再利用した。１Ｓをしたことで網パレットが４山分空き、４．５㎡の活スペースが出来た。 | |
| テーマ（改善） | 合積みによる運送費削減 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 現状の運送費は４t車で２ロット以上の合積みで、若干プラスとなる価格設定であるが１ロットだと赤字となってしまう。これを踏まえ、当初の納入日程に対して合積み希望日程を作成し、営業経由で、調整可能かどうか確認をしている。これに依り当初の納入日程の運送費に対し大幅に削減が出来た。 | |
| 部署名 | 第３製造Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 整備棚のキャスター付け |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 先日、実施した２Ｓパトロールの時に、エリア内の物を移動させる際にキャスターを付けてない備品台が３つあり、動かすのに大変だった。清掃を実施し、きれいになったが、今後の清掃がやり易いように、３つ全てにキャスターを付けた。移動がしやすくなり、掃除もしやすくなった。 | |
| テーマ（改善） | ピッキング作業の歩行削減 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 組立ラインにおいて、部品を取る際にプライマーや他部品が置いてある台車が邪魔をして回り込むムダが発生している状態であった。不要な部品を整理清掃したスペースにプライマー置場を新設した。邪魔をしていた台車がなくなり、部品を直線距離で確保できるようになった。この改善により回り込むムダがなくなった。 | |
| 部署名 | 第５製造Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 壁際の１Ｓ |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| Ｓ／Ｗライン壁際にカレンダーや色々な表示が掲示されていて分かりづらい状態のため、壁側スッキリを目標に必要最低限の表示以外は撤去した。今後は窓際にモノを置かないことにチャレンジして行く。 | |
| テーマ（改善） | 銅線分別作業改善 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 生産にあたり、銅管と銅線が多く発生するがリサイクルのため、銅のみで分別している。ラジオペンチで皮むきしているため負担が大きい。廃棄金属ＢＯＸにちょうど良いブロックがあり、配線分の溝を掘ってカッターの刃を内蔵させて使用。これにより安全で作業負担も軽減することが出来た。 | |
| 部署名 | 第４製造Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 金型の仕様の見える化 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 金型でパンチのネジを調整して、穴有り仕様と穴無し仕様で加工分けしているが次回加工時に金型がどちらの仕様になっているのかがわからない。また、ネジの締め付けや緩みで判断しなければならない。間違った仕様で加工してしまい、現物違いや、異品混入の恐れがあるため、現行金型仕様の表示板を作成した。表示板の情報で穴有り・無しが一目でわかるようになり、間違った仕様で加工した時の現物違い等の不良防止が出来た。 | |
| テーマ（改善） | 治具改良による生産性向上 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 材料を治具にセットする際に、製品側の材料を押さえ棒を使用して押さえている。加工中は手で押さえたままで危険である。クランプは存在しているが、他の部品用であり柄の長さを全開にしても材料に届かないため、柄の長さを伸ばして材料に届くようにした。クランプできるようになったのでハンドフリーで作業が出来るようになった。 | |
| 部署名 | 第１製造Gr |
| テーマ（５Ｓ） | ２Ｓパトロール対象エリアのその後 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| ２月に行った２Ｓパトロールの対象エリアで半年後の姿は直ぐに使わないビニール袋やパレットの底紙・プラダン・汚れている清掃用具が乱雑に置かれている状態になってしまった。不要と思われるものを外に引っ張り出し、すべて不要なモノと判断したので廃棄した。また元の状態に戻らないようにプラチェーンで囲いをした。 | |
| テーマ（改善） | ゲージ作製によるフランジ高さ検査工数の削減 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| フランジ高さがバラつくので 一個一個ノギスで３ポイント測定していた。１個当たり１０秒かかる。技術Grへ依頼し、段付きのゲージを作製して貰い、段付きゲージで検査することで 検査時間を４秒に短縮することが出来た。工数の削減につながった。 | |
| 部署名 | 技術Gr |
| テーマ（５Ｓ） | マシニング用加工油への異物混入防止カバー取付け |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 切削油タンクに蓋が無いので、埃や粉塵などが入ってしまうと油の劣化につながるため、端材を利用して蓋を作製、取付けを行った。異物混入防止対策が出来た。 | |
| テーマ（改善） | 歪み修正治具製作 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 使用している歪み修正機で溶接後の製品ゆがみを修正する際、さまざまなブロックを用いて都度合わせて使用していた。その為に加圧したときにブロックが外れたり、修正値が安定しないなどの問題があり作業にも多くの時間を費やすのが現状だった。専用の歪み修正治具を製作した。サイズごとに交換できる様に３種類のアタッチメントブロックで対応。今までより短時間で作業が出来るようになった。 | |
| 部署名 | 第２製造Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 机周りの２Ｓ活動 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 机の周辺、棚の中に不要物が大量にあったので、不要物は整理（廃棄）し清掃、整頓を行った。２Ｓしたことで必要な物がすぐ取り出しやすく時間短縮が出来た。 | |
| テーマ（改善） | 手打ち治具の作業性向上 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 手打ち治具でのスポット溶接工程において、治具のキャスターがゴム製になっており、製品を乗せる事で加重が掛かり、動きが鈍くなる。移動や打点位置合わせするのに力が必要なため、治具のキャスターを全てウレタン製に交換した。治具そのものが軽快になり、取り回しが良く作業性が向上しスポット溶接工数削減が出来た。 | |
| 部署名 | 生産技術Gr |
| テーマ（５Ｓ） | プレス・クラッチブレーキシリンダー清掃 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| クラッチホイールのネジ折れ発生によってクラッチホイールを一時外した際に、周囲の汚れと鉄粉が目立つため、修理の際、清掃も行った。普段清掃できない場所であり、ブレーキの性能をあげられるほかクラッチホイールの恒久対策にもつながった。 | |
| テーマ（改善） | プレス修理内製化及び部品図面作成 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 使用しているプレス機の停止位置が安定しないと連絡があり、対応を行った。クラッチブレーキが異常発生場所だとわかったが、解体図面もなく業者に頼るしかない状態だった。しかし当日は来れず翌日対応が可能と言われ、長期で止められない事もあり、社内にて解体を行った。その際、内部部品の位置決めブラケットの破断を発見。部品に関して内製化を行い部品作製し翌日メーカー来社にて組付けを行った。社内で解体及び部品内製化を行わなければ、業者費用１日×２人、設備停止２Ｗ、部品代が発生していたため、経費を削減することが出来た。 | |
| 部署名 | 営業Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 書庫の書類整理 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 社内倉庫で保管している納品書、受領書、帳票などを新年度に切替わり保管期限終了した書類の廃棄処分を行った。廃棄し空いたスペースに立て看板を取付け、納品書、受領書、帳票などが置けるようにした。また、帳票資料等の保管期間一覧も更新し貼替えて見える化を行った。 | |
| テーマ（改善） | 専用木製パレット社名明記 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| お客様向け専用の木製パレットを購入したが社名などが明記されていないため、転用・廃棄される可能性がある。パレット側面に「お客様名⇔オグラ金属」と表示する事で、専用パレットである事の明記と転用・廃棄されないように改善を行なった。 | |
| 部署名 | 品質保証Gr |
| テーマ（５Ｓ） | エアコンの清掃 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 設置されているエアコンの風量が弱いため確認したところフィルターが埃で詰まり、吸い込み機能が低下していた。エアコンの故障の原因にもなるため、清掃を実施しようとしたが取り外し方、清掃方法がわからないので説明書を読み適正な清掃を行った。依って涼しさが格段に変わり快適になった。今後も定期的に清掃を行っていく。 | |
| テーマ（改善） | 寸法公差緩和による修正工数削減 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 製品の余肉寸法公差外が解決できず、全数修正を行っていた。金型改善で曲げ位置を調整することで解決すべきだが金型の調整に大きな改修が必要になる。そこで組み立て構造から問題ない寸法まで治具を逃がし公差を広げた。治具の干渉部を削って逃したことで、材料ロットによるトリムずれがあっても治具にセットできるようになった。プレス工程の管理値を逃がした分、緩和することができ修正を無くすことができた。 | |
| 部署名 | 総務・財務Gr |
| テーマ（５Ｓ） | 事務用品・備品棚の２Ｓ |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 事務・備品の書棚に古い物やいらない物があり、棚が汚れていた。２Ｓを行う為に、棚にある全事務用品を全てテーブルに並べた。「事務用品」という分類で、必要性や利用頻度といった考慮がされていない状況で様々なものが棚に置かれ、常時必要なものは半分以下であることが分かった。不要なものは処分し、利用頻度が低いものは内容物が分かるように表示して梱包し別の場所に保管した。棚も清掃し、棚を空けることができた。 | |
| テーマ（改善） | インターネットショップ活用による業務改善 |
| 主 な 改 善 内 容 | |
| 社員がそれぞれ個人のアカウントでインターネットで購入し、財務で現金精算をしていたため個人の立替え払いが発生。現金精算の手間が発生電子帳簿保存法に則った領収証の提示や閲覧がやりづらい。電子取引内容を個人のＰＣ等から提示することになる。保存期限や個人の都合などで提示できないことがある。今後利用が増えると思われるため、ビジネス専用のインターネットショップに登録、運用していく。 | |
次回開催日時：8月29日（火）15：10～